Adventurer4に付属のPLAフィラメントを使った印刷は、Flashprint5のデフォルト設定でうまくいったのですが
PETGフィラメントを使った印刷はデフォルト設定ではうまくできなかったため、設定を変えながら印刷を試したメモ。
フィラメント
色はホワイト
3Dモデル
温度
- ヘッド温度:235度
- プラットフォーム温度:70度
ヘッド温度240度でも印刷はできるが糸引きが若干出る。
240度設定で印刷しようにも、Adventurer4のバグのせいで245度まで温度を上げようとして表示が0度になり印刷に失敗するため235度設定が楽。
どうしても240度で印刷したい場合は、235度で印刷スタート後に240度設定に上書きすると印刷できる。
基本設定
- 積層ピッチ:0.2mm
- 押し出し中の速度:45mm/s
- 巻き戻し長さ:6mm or 6.5mm
- 引き戻し速度:30mm/s
押し出し中の速度と巻き戻し長さの調整で糸引きの具合が変わった。
だいたい45mm/sと6mm前後がいい感じ。特に巻き戻し速度が短いと、Benchyの柱部分にピヨピヨ糸の飛び出しが出てた。
冷却設定
- 冷却ファンのデフォルト速度:30%
- 冷却ファン制御リスト
- 1-3:0%
- 4-5:10%
- バッグファンの状態:常に起動
- バッグファンの速度:100%
ヘッドに付いてる冷却ファンは控えめにしておかないと、樹脂が乾きすぎて反ったりめくれたりが多かった。
バッグファンは一度も設定をいじったことない。
その他
ここまでの設定は細かいチューニングで、一番大きい要素は校正のバグがないバージョンを使うことでした。
詳細は以前の記事を参照してほしいんですが、ここを間違えるとラフトの印刷すらうまくいかなかったので、細かい設定をいじる前に本体ファームウェアのバージョンを見るのが重要。